『無尽蔵の富』と『無限の叡智』を誰もが簡単に引き出す方法

 私達の中には、誰もが『無尽蔵の富』と『無限の叡智』が内臓されています。

 『無限の叡智』とは、「天才」の領域のことです。

 それでは、『無尽蔵の富』と『無限の叡智』を誰もが簡単に引き出す方法を、科学的にも納得していただくために・・・。

 『虹の球体』=『聖なるマトリックス』=『マンダラ』の中の、聖なるマトリックスの作者の理論とマンダラのパワーを応用して考察します。


 思考や思いは、エネルギーの波動として送信されます。

 思い、想いですから、漢字の文字通り「心」から飛び立って、何であれ、考えているものにつながります。

 つながっても、現実化するか否かは「感情」の問題になります。

 ・思考と感情が一致すれば、山が動くほどの奇跡が実現します。

 自分が希望している思いが現実化して、何かが得られるのは、夢や願いが叶うことになります。

 自分の思いがいつも現実化できると、自分が希望する人生を意識して創造できることになります。


 ところが、一般には、自分が希望している思いとは違うことが現実化してしまいます。

 自分の望む願いは叶わないのに、それとは裏腹に望んでいないことばかり起きるのが現実です。

 世の中に成功よりも、失敗が多いのは、思考と感情が一致していないからです。

 つまり、成功したい思いとは反対に、失敗に至る「感情」の波動が出るのが一般なのです。


 人間の感情は、大まかに「愛」と 「愛のない感情」の2種類に分けられます。

 「愛」の感情とは、思いやり、感謝、純粋な愛、素直、喜び、崇敬、慈悲、大切にする、かわいがる等、ポジティブな感情です。

 「愛のない感情」とは、恐れ、心配、怒り、不安、絶望、悲しみ、嫉妬、猜疑心など、ネガティブな感情です。


 ・思考や思いと、「感情」が一致すれば、現実化するのです。

 ネガティブな現象が頻繁に起きるのは、ネガティブ思いと感情が一致しているからです。

 ですから、成功したい!と、思いを抱いても、心配や不安の感情があるために、思いと「感情」が一致できないのです。


 つまり、もしも、ある人が常に不安を抱き続ける傾向をもっているならば、類は友を呼ぶで、その人の周りには不安を感じやすい人が集まり、不安を感じさせるような出来事が多く起るのです。

 愛に満ちた感情や言葉は、愛のエネルギーを人々に伝えてポジティブな感情の人達が集り、望ましい現象が起きるのです。

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思考は言葉として現れる。
言葉は行為として表れる。
行為は習慣を育て、習慣は性格となって固まる。
故に思考によく注意を払い、愛から思考が生まれるように。
すべての生命への思いやりから生まれるように。

仏陀の言葉
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 前置きが長くなりましたが、『聖なるマトリックス』を自由自在に使うには、正しく認識される「言語」を話すことが必要であると、この本の作者は述べています。

 ここでの「言語」とは、我々が感じる「感情」になるそうです。

 そして、「祈り」とは、体の中に感情を生みだすこと、つまり感じることだと述べています。

 この本では、『願い事が、すでに実現したかのように感じることが大事なのです。そのとき初めて、私たちの願いが人生において現実となるのです。』と教えてくれています。

 すでに実現したかのように感じる!とは、喜びの感情も伴う!ということです。


 ここでの鍵になるのが、最高の喜びと、深い感謝の念の感情です。 

 ワクワクする、楽しくて、嬉しい気持ち、望ましい願い事が叶って、すでに実現しているのですから、深い感謝の気持ちも伴わなければほんとうに実現したかのように感じることにはなれません。

 この感情がなければ、『聖なるマトリックス』とのアクセスもコミュ二ケーションもできない!と、作者は言っております。

 『聖なるマトリックス』からのメッセージは、シンクロニシティも頻繁におきることも書いてあります。

 ほんの少しの疑いもはさむ余地がないほど、純粋にそう想っているもの。魂から発する叫び(願い)!そのようなものは、100%の確率でその通りになっている。


・感情はDNAに影響を与える
・DNAは、光子=この世界を構成する量子物質に影響を与える

「人間の感情はDNAを変化させ、DNAは物質世界を変化させる」ということになり、「人間の感情が、現実をつくりだしている」
 と、情念とか、深い感情とか、心の奥底にある感情は眠っているDNAをONにするほど、感情に重点を置いています。


 私たち一人一人は、聖なるマトリックスという知性によって、全てのありとあらゆるものとつながっている。つながったままでいるということ。

 だからこそ、祈りが通じて、遠隔ヒーリングが可能になるのです。相手を知らなくても、相手に祈りは届きます。

 聖なるマトリックスにダイレクトに働きかける言語は愛の『感情』です。

 こんなに簡単なことなのに、子供にできても、なぜか大人にはできないのです。


 ここで、『無尽蔵の富』と『無限の叡智』を誰もが簡単に引き出す方法を「感情」を鍵に書いてきましたが・・・。

 その内容は、知識ですから「叡智」になります。


 長々と、知恵について書いてきたのは、意識を向ける順番があるからです。「手順」を間違うと、二つとも得られなくなるのです。

 どちらか一つだけでも良い!という人がほとんどなのですが、「手順」が正解だと二つとも得られるのですが、ほとんどの人が間違っているために、二つとも得られなくなるのです。


 『無尽蔵の富』と『無限の叡智』の話しなのに、多くの人の心の中には、どうして『無尽蔵の富』の引き出しの話題にならないのだろう?と、複雑な感情が生まれているはずです。

 これは「愛」とは別の感情になります。

 能望を実践すると、感謝の念が湧いてきます。感謝の念は愛の感情です。
 
 子供にはできても、現代の大人には自然に湧いてこない感情です。
 
 涙があふれてきた人もいましたが、自分の思いと愛の感情が一致したから涙があふれてきたのです。

 不思議な力が湧いてきた人もいます。それも思いと感情が一致したからです。


次回に続きます。