頭は空(くう)の状態になり至福の喜びが込み上げる

 セロトニンは心の安定を図る脳内ホルモンで、楽しいことや
うれしいことがあると、ドーパミンが出て、ストレスが和らぎます。

 一般に、セロトニンドーパミンは精神安定や幸福のホルモンと
言われており、上記の様な説明があります。


 さらに、詳しく調べていくと・・・。

 うつ状態の人は、脳内にセロトニンという物質の脳度が通常
より低いことが明らかになっています。

 セロトニンは、神経伝達物質の一種で特に脳に高濃度に
含まれています。

 セロトニンが脳内で少なくなると、不安や不眠、衝動的行動が
起こるというのです。

 セロトニンの不足は、コルチゾール(副腎皮質ホルモン)の
分泌異常も引き起こします。

 コルチゾールとはストレスが加わると放出されるホルモンで、
血圧を上昇させ、体内のナトリウム量を確保して、 ストレスと
戦う準備をする反面、白血球を減少させ、免疫力を低下させ
てしまいます。

 さらには、ストレスを受け続けている人やうつ状態の人では
コルチゾールが過剰に増え、神経細胞を死滅させる、
つまり、脳の老化や萎縮を招くことがわかっています。

 しかし、脳内のセロトニンが十分であれば精神を安定させ、
コルチゾールの分泌を抑えてくれます。

 松果体の振動により、セロトニンメラトニン、そして、
ドーパミンなど、脳内ホルモンが大量に分泌され、活性酸素
除去し、色々な病気が改善され、精神性も高まり、ワクワク気分
になり運気も高まることがわかっています。


 多くの人が能望の実践で脳内ホルモンの恩恵を受けています。


 さらに、深く調べていくと・・・。


 セロトニン同様、脳に作用して至福感、幸福感をもたらし、
同時に痛みもやわらげると、注目される物質が発見されています。

 それは、アナンダマイド、またはアナンダミドという物質です。

 この物質は、1992年にイスラエルの学者が発見し、至福感を
もたらすということから、名前の由来はサンスクリット語の「至福」
とか「歓喜」の意味を持つアーナンダという言葉を使い、
アナンダマイド・アナンダミド=「至福物質」と名付けられました。

 アナンダマイドは、 脳の中枢神経に作用して、 動機付けや
快感の形成など、 人の心理や行動に様々な影響を及ぼすと考え
られています。

 脳を幸福感に満たされる状態に持っていく。 すると、この脳内
ホルモンのアナンダマイドが分泌され脳は活力に満ちてパワフル
に動き出すのです。

 アナンダミドの量は、セレトニンやドーパミンの生成量に直接
関係しているのですが・・・。

 ・脳内で脳内ホルモンが分泌して、喜びや至福感をもたらす!
と言ったら・・・誰もがピントくると思います。

 そうです、能望の実践を繰り返して無我夢中になってくると、
つまり、三昧に至ると、気持ちが良くなり、嬉しくなって最高の
至福感に至ります。

 メルマガでは、芸能界で、麻薬や薬物などの事件が起きる
たびに、能望の実践のほうが、何倍も気持ちが良くなり、
最高の至福感になるのに、どうして気づかないのでしょう?
と、書いてきました。

 副作用もなく、身体が蝕まれることもなく、警察にも逮捕されない
のですから、その反対に健康になり、運気も高まるのですから、
良いことずくめなのです。

 アーナンダ=「至福」・「歓喜」が、サンスクリット語から来ている
というのも、つながっている気がします。

 そして、アナンダマイドは、マリファナの成分と反応する受容体と
結合する脳内の物質であることも判明しているのです。

 大麻(カナビス)の多幸感成分である「カンナビノイド」、その
カンナビノイド」を脳内で受容し、多幸感を生み出すのが
カンナビノイド受容体」その「カンナビノイド受容体」に作用する
脳内分泌物質が、アナンダマイドと判明しているそうです。

 そのためにアナンダマイドにも大麻使用時のような、多幸感など
の作用が有ることがわかったのです。

 多量に分泌する物質ではないので、大麻吸引と同等ではない!と
説明がありますが、今まで、私が能望の実践は、脳内ホルモンが
分泌されて、多幸感や至福感になります!と、強調してきたことが、
新しい物質が発見されるたびに益々明らかになってきます。

 何度も書きますが、能望の実践で、中毒になったり、身体が
蝕まれて廃人になったり、頭がおかしくなったりは、絶対に
なりませんので、ご安心下さい。

 脳はヤル気が出て、活力に満ちてパワフルに動き出すの
ですから、心身ともに健康になり、エネルギーも運気も高まるの
です。

 麻薬や覚醒剤でしか至福感になれない!と、思い込んでいる
芸能人に健全な方法で至福になりなさい!と、教えてあげたい
ものです。

 ところで、チョコレートには、ハッピーな時や、恋に落ちた時に
脳が分泌するフェニルエチルアミンと、セロトニンが含まれて
います。

 さらに、チョコレートには脳内麻薬物質のひとつとも考えられる、
アナンダマイドも含まれているのです。

 そして、人は褒められたときアナンダマイドという脳内物質が
分泌されて幸せになることも分かっているそうです。

 カリフォルニア神経科学研究所によるとアナンダマイドは、
ハイな気分を起こす神経伝達物質だと考えられています。

 ジョギングなどのスポーツをしてランニング・ハイになり、
爽快な気分になるのも、これらの快楽物質が脳に作用する
ためとされています。

 そして、アナンダマイドには、幸福感や楽しい気分をもたらす
だけでなく、痛みをやわらげる効果のあることが、最近の研究で
わかってきたそうです。

 能望の実践で、頭痛や腹痛や歯痛など、色々な痛みが解消
された体験談もありましたので、これは納得です。

 ヨーロッパの研究者たちはアナンダマイドをベースにした
脳梗塞の治療薬の試験を始めているそうで、早期に使えば、
脳梗塞の最悪の結果から脳を保護して衝撃を和らげてくれる!
そうです。

 人間がアナンダマイドを生成できなかったり、受け取ることが
できなかった場合は、生まれることもできないし、生まれたとしても
生存するのは難しく、生きても非常に困難な人生になってしまう!
そうです。

 脳が活力に満ちてパワフルに動き出さなと、生きても非常に
困難な人生になってしまう!のは、エネルギーレベルの観点からも
納得できます。

 能望の実践で、エネルギーレベルを高める!ということは、
何に対してもやる気を出して取り組む!というこですから、
学習でも、ビジネスでも成功することに大いに関係しているのです。


 アナンダマイドの働きは、以前から行われている脳内化合物
ドーパミンの研究結果ともうまく整合していて、アナンダミドの量は
ドーパミンの生成量に直接関係しているが、アナンダミドが少ないと
ドーパミンが多く出すぎて統合失調症のようになる人もいるし、
逆の人もいるそうです。


 セロトニンという物質は、脳や腸で産出されます。
したがって、脳内(→脳内物質)だけでなく、消化管(腸)や
血液中にもあります。

 ですから、アナンダミドも消化管(腸)や血液中にもあると
思います。

 臍下の丹田に意識を向けて、つまり意識のベクトルを 
臍下丹田の一点のさらに、その中心の中心の中心に向けて
能望の実践をしてください。

 ですから頭は空にするのです。本質の領域に意識が触れれば
触れるほど、頭は空(くう)の状態になり、至福の喜びが込み
上がってきます。

 人は意識のベクトルが、意識の方向が変わるとエネルギーも
変わり、運命まで変わってしまうのです。

 意識のベクトルを内なる無限のパワーに向けてください。

 ありがとうございました。