日本人がお金と時間の自由を獲得するには

 読者の方からのメールを紹介します。

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鈴木さま

今回思い切ってメールいたしました。

弱者救済のプロジェクト参加の件です。

初めてめて目にした時から非常に気になっていて、ちょうど『金持父さん21世紀のビジネス』を読み終えたところでした。

それで、毎日考えて参加させていただこうと決意して連絡しました。

よろしくお願いします。

ところで、私は自己流で能望を唱えていますが、いつもすぐに眠たくなり、通勤時でさえ眠たくて運転していられません。

それでもやはり唱えようと最近またやり始めたのですが、唱えている時はもちろん夜も早く眠たくなるし、朝ぐっすり寝て起きた時でも「よく寝た!でも、まだ寝たい!」状態です。

更年期障害でよく眠れてなかったので、睡眠導入変わりにいいかなと思っています。

今は『あるヨギの生涯』を読んでいますが、心が落ち着くいい本です。

余計な事を書いてしまいました。

では、連絡をお待ちしています。

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 メールありがとうございました。

>初めてめて目にした時から非常に気になっていて、ちょうど『金持父さん21世紀のビジネス』を読み終えたところでした。

○私も、この本は、2〜3ヶ月前に発売されたばかりですが、薄い本なので、先日、一気に読んでしまいました。

 ロバート・キヨサキ氏の金持父さんシーリーズは、10年前から続いていて、大体目を通していますが・・・。

 読んだ時は、疑問に思うことがたくさんあるのですが、何年か後には現実になったり、彼の理論が正しいことが分かったり、ほんとうに、彼の洞察は鋭く、非常に参考になっています。

 そして、この本に関しての気になる文章は何度も読みましたが、私も、彼と同じように、資本も何も持っていない一般の人が、ラットレースから抜け出すための、最良の方法はこの本に書かれていることしかないと思っています。

 全面的に、100%の同意はできませんが、日本人には、日本人的な方法があり、日本人の心情に合う方法で取り組めば成功できるとこの本で確信できました。



 E   B   E=従業員 | B=ビジネスオーナー
 --|-- ⇒ -----------|---------------
 S   I   S=自営業 | I=投資家

 本当の経済の自由と時間の自由を獲得するためには、左側のE・Sのラットレース状態から、右側のBとIに移動することなのですが・・・。

 この理論は全面的に賛成で、私のプロジェクトでも、参加する人のすべてが、右側のBとIに移動することを目的として、取り組んでいます。

 最終的な目的は、右側のBとIに移動することで、ビジネスもそのための手段なのです。

 ロバート・キヨサキ氏は、『金持父さん21世紀のビジネス』では、ネットワークビジネスを奨励して、このビジネスからすべてを学ぶこと、そのためには人格を高めることが先決である!と、書いています。

 この意識レベルを高めることや、彼の考え方にもほとんど共感できるのですが、ただ、違うところがあります。

 このビジネスの理念やシステムに関しては、非の打ち所もなく素晴らしいものです。まさしく、21世紀のビジネスなのです。

 けれども、そのやり方は、19世紀的で、時代錯誤をしているのです。

 日本人は、社交的な欧米人とは文化的にも、心情的にも違うのですから、このビジネスの商慣習に従ってしまうと、99%の人は失敗する!という結果になってしまいます。

 日本人は少なくとも2000年以上の歴史と伝統を持っていて、心は非常に繊細ですから、人に物を売りつけたり、人狩りの様な勧誘をすることを受け入れることはできません。

 この点がアメリカ人との文化の違いなのです。

 「守銭奴」、とか「金の亡者」とかの言葉があるように、特に江戸時代に士・農・工・商の身分制度があったので、一番身分が低く、卑しめられてきた商人の行う、露骨な商行為に関しては、外国人が考えている以上に日本人は嫌悪するのです。

 私達の子供の頃は、「お金のことは言うものではありません。」と、当たり前のように言われました。

 アメリカは、200年程度の歴史しかないので、人に物を売りつけたり、人狩りの様な勧誘をすることには、日本とは文化も違いますから、それほど抵抗はないようなのです。

 むしろ、食べて行くためには、当たり前の商行為であり、個人的に人に物を売りつけるのも、基本的商行為と思っていて、決して、迷惑なことでも、恥じることでないのです。

 2000年と、200年の歴史と文化の差なのです。

 私達の学生のころは、関西人は、金銭に関して、はっきりしていたので、仲間内でも何となく嫌われていました。

 ところが、私がアメリカに留学していた時に、アメリカの学生と何人も友人になりましたが、関西人よりも、はるかに金銭には厳しいのです。

 キリスト教の信者でも、同じですから、これは、はっきり文化の違いだと思いました。

 資本主義の本番の国だから日本とは違うな!!と、その意外性に驚きましたが、それがアメリカの社会では、当たり前の感覚なのですから、文化と国民性の違いなのです。

 ですから、アメリカの家庭で、色々な物が当たり前に売り買いできる、ガレージ・セールや、ネットワークビジネスという形態の商行為が生まれて、繁栄するのも当然なのです。

 けれども、日本では、年間に800ものこの種の企業が立ち上がり、2年後には、2つしか残らない!という現実があるのですから、日本人がアメリカ人と同じように取り組んでいても、土壌が違うのですから、いつまで経っても成功はできないのです。

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 金持ち父さんの作者のロバート・キヨサキが破産してホームレスになった時・・・・。

 金持ち父さんは「そのまま続けろ。大抵のミリオネアは、3回は失敗している」と励ましてくれた。

 2回目に失敗したとき、精神的に感情的に立ち直るのは更に大変だった。

 しかし立ち直った時、お金は転がり込んできた。

 私がネットワークビジネスを推奨するのは「自分を鍛える」ことや「立ち直る」といったことに焦点を絞っているからだ。

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 と、現在は、大富豪のロバート・キヨサキも2回も倒産して、失敗して成功しているのです。

 アメリカでは、億万長者の60%が、MLMネットワークビジネスで、成功しているそうです。

 ですから、私は、このビジネスにある素晴らしいシステムだけを借りて、日本人の心情には合わない、このビジネス特有の商法には従わないで、取り組むのです。

 このビジネスの理念は、周りの人を助け、人間的に成長するための情報化社会の素晴らしいビジネスなのですが、多くの人が時代錯誤と、アメリカ人の様な取り組み方をしているので、失敗してしまうのです。

 和 (Harmony) 思いやり(Empathy)  清(Purity)繊細(Refinement)など、日本人の心は明らかに違います。

 和は、調和の和なのです。多くの皆さんと調和するビジネスでなければ、意識レベルは極端に下がるのです。

 私達、日本人は、和の精神を重んじなければ成功できないようにできているのです。

 ですから、“脱・勧誘”! “脱・売り込み”! “脱・迷惑”!の方針で、展開してゆくのです。

 人に迷惑をかけないで、人を助けて正しい方法で取り組めば、意識レベルが高まりますから、多くの人が成功できるのです。


>ところで、私は自己流で能望を唱えていますが、いつもすぐに眠たくなり、通勤時でさえ眠たくて運転していられません。

○これは、潜在意識の抵抗です。息をできるだけ多く吐くように、
「あ・・・・・い・・・・・う・・・・・え・・・・・・お・・・・・・」
で、5分くらい吐き出せば、酸素が入ってきて眠気はなくなると思います。

>では、連絡をお待ちしています。

○了解しました。もう少しお待ち下さいね。

 ありがとうございました。

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