烏枢沙摩明王(うすさまみょうおう)の梵字で気のエネルギーを高める
前回は、書く分量が少なかったので、説明不足でしたが、烏枢沙摩明王(うすさまみょうおう)の像は、炎につつまれた炎の神様になっています。
この明王の絵を見ると、真っ赤な炎につつまれているのです。
炎につつまれたら、燃え尽きてしまわないのか?という疑問が湧いてきますが、神様ですから、大丈夫なんでしょう。
それにしても、昔の人は想像力がたくましいですね。
この仏様の梵字を見てるだけも、第一チャクラ、第二チャクラ、第三チャクラが燃えるように熱くなり、それがだんだん背中から上に燃え上がって行くように感じます。
人類の集合無意識に何千年にも渡り、多くの人の記憶が刻まれているからなのか、とにかく氣のエネルギーがものすごく高まります。
梵字を見るだけでは、氣のエネルギーが高まらない人は、全身が真っ赤な炎につつまれている烏枢沙摩明王をイメージしながら、自分も炎につつまれている状態をイメージしてみて下さい。
足元から炎が燃え上がり、第一チャクラ、第二チャクラ、第三チャクラと赤い炎に包まれて燃えて行くのです。
そして、炎は勢いをつけて背骨を登り、第四チャクラ(心臓)、第五チャクラ(延髄) 第六チャクラ(頭部)第七チャクラ(頭頂)と赤い炎が燃え上がってゆくのをイメージしてください。
夏ですから、炎に包まれるイメージは、暑さが増してちょっと厳しいものがありますが、氣のエネルギーを体感するには、この時期が好機なのかも知れません。
このとき、腹も、心臓も、頭も、つまり、心の中にある煩悩をすべて燃えたぎる炎で、焼く尽くすイメージもしてくださいね。
これは、氣のエネルギーの活性化でもあり、このようにイメージすれば、煩悩が焼きはらわれて、純粋な心になることを昔の人は感覚的に発見したのかも知れません。
真っ赤な炎は、人間の根源的な本能まで影響する自然のエネルギーです。
先日、北海道で、全国でも初の37度以上の真夏日になったのと、天気が良いのに雷が鳴っていたのは、この梵字に関連があるような気がしています。
烏枢沙摩明王の梵字は、燃えたぎる炎の中でしっかりと立っている神様のようにも見えてきます。
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烏枢沙摩明王は古代インド神話において元の名をウッチュシュマと呼ばれた炎の神であり「この世の一切の汚れを焼き尽くす」功徳を持ち、仏教に包括された後も「烈火で不浄を清浄と化す」神力を持つことから、心の浄化はもとより日々の生活のあらゆる現実的な不浄を清める功徳があるとする。
幅広い解釈によってあらゆる層の人々に信仰されてきた火の仏である。
意訳から不浄潔金剛や火頭金剛とも呼ばれた。
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「原因と結果の法則」の本には、
苦悩の最大の、そしておそらく唯一の役割は、無益で不純なあらゆるものを浄化すること、あるいは焼き払うことです。
という文章があります。
「この世の一切の汚れを焼き尽くす」「烈火で不浄を清浄と化す」という文章と類似しています。
この明王も、真っ赤な炎に包まれています。
この明王は人間界と仏の世界を隔てる天界の「火生三昧」(かしょうざんまい)と呼ばれる炎の世界に住み、人間界の煩悩が仏の世界へ波及しないよう聖なる炎によって煩悩や欲望を焼き尽くす反面、仏の教えを素直に信じない民衆を何としても救わんとする慈悲の怒りを以て人々を目覚めさせようとする仏である。
三世界の主を、或いは三世を三毒と解釈してこれを降伏するから降三世という。
と、ウィキペデアに説明があります。
インドにおける、天地創造主シヴァ神の化身であるともいわれ、三世、すなわち、過去・現在・未来の善根を害する、貧欲・怒り・愚かさの三毒を降ろすという意味になり・・・・。
聖なる炎によって煩悩や欲望を焼き尽し、過去・現在・未来の三つの世界を収める神を降伏させたから、降三世明王というそうです。
そんなのどうでもいいこと!!マニアックな説明は読みたくない!と、言われそうですが・・・。
人間の目に見えない全ての不浄物、内心の汚れや煩悩を食いつくし、過去・現在・未来の悪い欲を呑みつくし取り除くと伝えられています。
焼き尽くすも、食い尽くすも、煩悩を取り除き、浄化することになりますから、同じ意味になりますが、同じことなのに、同じ役目の明王をたくさん創り出しているのは、それなりの理由があるからなのです。
ミクロの命数と同様に煩悩を浄化することが、何よりも、最も大切な鍵になる!と、思っていたのです。
複数の同じ役目をする明王の梵字を一つにしたのもそれだけ注目してもらいたいからです。
西洋にはあまりない概念ですから、現代人にも馴染みのない概念だと思います。
ですから、地球の環境のためにも、自分達の繁栄のためにも、大切な考えなのです。
そして、・愛染明王(あいぜんみょうおう)も同じ梵字になります。
この明王は、弘法大師・空海によって日本に伝えられました。
空海ですから、このメルマガに大いに関連してきます。
愛を成就させてくれる代表的な仏で、元来は人間の煩悩としての愛欲を、そのまま仏の悟りにかえる力を持つ明王ともいわれています。
愛情などの敬愛を祈るほか、息災・増益・調伏を祈る本尊として、特に鎌倉時代以降に広く信仰されるようになりました。
人間にはさまざまな欲望がありますが、この欲望は人間には滅亡へとかりたてる力を持つとともに、時には生きて行くうえでの活力源となり、より多くのものを可能にし、高める力を持っています。
この両刃の剣である力強い欲望の工ネルギーを、悟りを求め自らを高めようとする積極的なエネルギーに浄化しようというのが愛染明王の教えです。
上杉謙信の毘沙門天、その家臣の直江謙次が兜に「愛」の文字がありましたが、その元になったのが愛染明王です。
よくよく見ると、この梵字は、愛という文字にも見えてきます。
「梵字」は、空海が長安で学びとってきたサンスクリット語の書体であります。
愛染明王も空海によって日本に伝えられましたから、この愛染明王の「梵字」も、当然のごとく、空海の書体によって書かれた文字だと思われます。
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早速、昨日から今日にかけて、たくさんの方からエコ洗剤の注文がありました。
地球環境を守るために、ご協力頂きありがとうございました。心から感謝致しております。
自然環境を守るのは、私達大人の使命だと思います。
人類史上最初の公害病であり「公害の原点」といわれる水俣病のニュースがありました。
この公害は、水質汚濁の環境汚染による食物連鎖によりひきおこされました。
なぜか、今日のニュースに第二水俣病の和解勧告という項目があったので、今さら?と思いましたが、つながっている様なきになり、奇遇でした。
水俣病は、当時の科学では原因を分析できなかったために、長年に渡り、多くの住民が苦しみ犠牲になりました。
魚を食べただけで、一生崖、寝たきりになったり、脳障害になったり、それはそれは、悲惨な人生になってしまうのです。
現代においても、トイレやお風呂の洗剤、パイプの洗剤などには生態系を破壊する猛毒が含まれています。
そして、洗剤の「泡」のほとんどが、合成海面活性剤で、ホルモンの異常を招く環境ホルモンになっています。
泡が立たなければよい洗剤ではないような風潮がありますが、泡の成分が合成海面活性剤なのですから、本物はあまり泡が立たなく、すすぎの水の量も少ないのです。
食物連鎖の頂点にいるのは人間ですから、この合成海面活性剤の泡で、原因不明の難病が現在でも増えているのです。
200種類の環境ホルモンは、微細なために分析できないので、政府の基準は曖昧で、大企業はどんどん泡の立つ製品を作り、垂れ流しの状態で、環境を汚染しているのです。
バブルの泡は、はじけましたが、洗剤の泡は、まだまだ当分、自然の環境を破壊し続けます。
私たちの子供や孫、そして、子孫のためにも、そして、自然の環境を守るためにも、泡の少ない本物で安全な洗剤を使うことをお勧めします。