次元を超越したエネルギーがある烏枢沙摩明王の梵字
烏枢沙摩明王(うすさまみょうおう)の梵字を前回紹介しましたが、とんでもなく、パワーがあるので色々調べてみました。
この梵字を丹田と背中にあててみても、全身に氣が充満してきますから、次元を超越したエネルギーを感じます。
不思議に思い調べた結果、この梵字が表す仏様は、五人の明王も同じ梵字になっています。
つまり、一つの梵字が、五人の仏様を兼ねているのですから、五倍のパワーがあることになります。
人間の目に見えない全ての不浄物、内心の汚れや煩悩を食いつくし、過去・現在・未来の悪い欲を呑みつくし取り除くと伝えられています。
金剛夜叉明王は古代インド神話に登場する(ヴァジュラヤクシャ)神が仏教に包括された仏であり、ヴァジュラとは金剛杵(こんごうしょ)という武器を意味します。
ヴァジュラはインドにおける雷を放つ神の武器であり、金剛夜叉明王は「雷=どのような障害をも貫く聖なる力を持つ神」という意味です。
しかし金剛夜叉明王は古代インド神話においては、人を襲っては喰らう恐るべき魔神(夜叉)であり人々の畏怖の対象であったが、後に大日如来の威徳によって善に目覚め、仏教の守護神五大明王の一角を占める仏となったのです。
明王の「明」とは、「真言」(マントラ)を意味しており、すなわち、明王は、真言の力そのものを体現した仏である。
先日の日曜日に、この梵字を懸命に書いていた時に、お日様が照っているのに、雷がゴロゴロ鳴っていたので、不思議だな? と、思っていました。
金剛夜叉明王は「雷=どのような障害をも貫く聖なる力を持つ神」という意味です。
ということから、この梵字には、聖なる力があることを天は知らせてくれたのです。お日様が光り輝いていても、激しい音と光で天は知らせてくれたのです。
そして、金剛夜叉明王は、人間の目に見えない全ての不浄物、内心の汚れや煩悩を食いつくし、過去・現在・未来の悪い欲を呑みつくし取り除くと伝えられています。
と、言うことですから、ミクロの命数でも浄化が最も重要なカギで、「六根清浄」という掛け声があるように、完璧に浄化ができれば、人間は何でもできてしまうのです。
前回紹介した、トイレ掃除もそうですが、トイレを磨くと同時に心を磨くのですから、心の汚れや煩悩を磨き取る!ことになるのです。
煩悩を磨き取れれば、学生ならば、京大や東大など楽々合格できて社会人なら、大企業の経営者にもなれるのですから、どんな願望でも実現できてしますのです。
不空とは空でない、充実したことを指します。原語の「アモーガ」は「空(むな)しからず」という意味で、この如来が何事も漏らさず完璧に成し遂げることを示しています。
天台宗に伝承される密教(台密)では、金剛夜叉明王の代わりに烏枢沙摩明王が五大明王の一尊として数えられるのですから、金剛夜叉明王=烏枢沙摩明王となります。
それで、烏枢沙摩明王(うすさまみょうおう)の梵字と同じになっていると思います。
何やら、難しい言葉が出てきて、ややこしくなりましたが、烏枢沙摩明王(うすさまみょうおう)の梵字には、それだけのパワーが込められているのです。