能望や五十音の実践で、短時間の睡眠でも脳の疲れが取れる

 ネット上に、この様なニュースがありました。

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<ドラマ視聴率>MR.BRAIN、今季最高の24.8%

「MR.BRAIN」は、木村拓哉さん演じる変わり者の脳科学者の九十九龍介が・・・・・

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 BRAINとは脳のことです。現代は脳のブームになっています。

 メビウスの輪ローレンツのバタフライ、兜の前建ての愛の文字の中にある∞の形、奇跡のりんごの本のあとがきは脳科学者、左脳障害を克服した脳科学者、ステレオグラム、そして、この「MR.BRAIN」の九十九龍介も、右脳が驚異的に発達している脳科学者・・・。 ですから、これらのすべてが、「右脳と左脳」にシンクロしています。

 このドラマは見る時間がないので詳しく知りませんが、中国では、九十九の意味は「百」は完結し、「九十九」は永遠に続いていく!という意味があるそうです。

 私の子供の頃、親戚の家が、九十九(つくも)という名の料亭をされていて、泊りがけで遊びに行った覚えがあり、読み方についても、尋ねたので、この言葉には懐かしい郷愁がありました。

 話を元に戻して、九十九の数字は、私の独断の解釈ですが、右脳と左脳の能力の比が99・・・対1の99に思えてきます。

 99とは、永遠に9が続く象徴的な数字で、9が限りなく続くのです。

 現代は、左脳の1は限りなくゼロに近くなっているので、右脳と左脳の能力差は、10万倍とも100万倍とも言われていますので、
 99999対1や、999999対1のように、絶対に右脳の協力が必要である!と、左脳オンリー社会への警告のようにも思われます。

 左脳に右脳のパワーが少しでもプラスされると素晴らしいことになりますよ!というテレビドラマでも同じ内容だと思います。


 ところで、昨日の日曜日は、私の個人的なことになりますが、私の脳の実験の日になりました。

 実験と言っても丸一日、能望五十音も、何もしない休日で、次の朝の目覚めや、睡眠時間などを検証する実験でした。

 この1年間は、毎日、短時間睡眠なので、ぽっくり死んでしまうのではないか?

 それとも、年のせいで、朝早く起きてしまうのではないか?など、この件に関して質問されるたびに、思うことなので、たまには検証してみたくなるのです。

 それで、昨日は、1日中、仕事もしないで、車にも乗らないで、本を読んだり、テレビを見たり、ボーッと、していましたから、疲れも取れて・・・・と、思われますが、いつもなら夜中の2時まで起きていても平気なのに、昨日は、疲れてはいないはずなのに、夜中の1時が限界で起きてはいられず寝てしまいました。

 そして、朝は、7時になってやっと目が覚め、まだまだ眠くて、8時半まで、2度寝をしてしまったのです。

 この様な日曜の実験は、3度目ですが、今までで、今日の月曜の朝が、起きるのが一番きつかったです。

 昨日の日曜は何もしない1日だったのに、脳は、仕事をしている平日以上に疲れがとれず、普段は4時間程度で十分なのに、6時間の睡眠をとっても、まだ眠かったのです。


 考えてみれば、脳は24時間休むことなく60兆の細胞を維持し、体内のすべての臓器の機能を管轄しているのですから、自分は何もしないと思っていても、体内ではものすごい高度なことをしているのです。

 一日一日、一秒たりとも休みなく脳も心臓も細胞も活動しているのですから、当然の如く、7時間から8時間の睡眠が必要なのです。

 睡眠には慣れとか習慣とかの影響もありますが、脳は、毎日、毎日、非常に高度な神経伝達や、体内の化学変化など、24時間休みなく働いていますので、睡眠の先延ばしや短縮などの融通は利かないのです。

 睡眠不足になると、1日中頭がすっきりしなく気分も体調も悪くなります。

 この24時間フル稼働している脳は睡眠によって疲れをとる!ことになっていますが、私の場合は、音の響きも睡眠同様に疲れをとることになります。

 私は鈍感なので、倍音の響きは三種類ほどしか聞き取れませんが、実際は七種類くらいの音が響いているように思います。

 脳はオーケストラの演奏のたくさんの楽器のそれぞれの音を聞き分けている、ということですから、七種類くらいの音なら当然聞き分けていると思います。

 複数の音になると左脳では対応できませんから右脳の処理になります。

 能望や五十音の実践で、倍音に意識を向けていると、右脳が働き、松果体からの脳内ホルモンも分泌して、左脳の疲れが取れる作用や、ホルモンが働いて、短時間の睡眠でも脳の疲れが取れるのかも知れません。


 以前に書いた記事です。
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 脳の原動力となるエネルギーの90%が、8キロヘルツ以上の音から作られる!という「トマティス理論」は、本当であることがわかりました。

 人間は、脳の疲れを取るために、7時間〜8時間の睡眠が必要です。

 私の場合も、6時間〜7時間の睡眠が必要でした。ところが、五十音を唱えることにより、3時間〜4時間の睡眠でも、朝の目覚めが良くて、頭がすっきりしているのです。
 
 よほどの疲れた時でも、5時間も眠れば、すっきりと目覚めてしまうのです。1年間を通して、短時間の睡眠でも大丈夫なのは、毎日の脳の疲れが取れていることになります。

 初めの2〜3日は、そんなことがあっても不思議ではない!けれども、2〜3ヶ月間も続けて短時間睡眠なのに、すっきりと目覚めが良いのは、不思議なことでした。

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 この文章を読んで覚えてくれていたのか、この短時間睡眠に対する質問が今でも頂いております。

 脳の疲れが取れて、毎朝すっきりと起きられる!

 これは、多くの現代人にとっては、非常に望ましいことだと思います。

 私も、これだけでも、本当に有り難い事だと感謝しています。


 音は右脳の処理になりますから、右脳と左脳の関係で、右脳の働きが活性化する代表例になります。

 録音したデジタルの音は、人間が聞こえない高周波の音ははじめからカットしているので、本物の自然の音を聞くのが脳には良いそうです。

 脈拍の音や声音などには、人間が聞こえない高周波の音が含まれているそうですから、CDで聞くよりもステージで歌手の生の声を聞くほうが感動があるのでしょう。

 
 脳にエネルギーが供給されると若返ってきます。という、トマティス理論を紹介したHPの一部を抜粋します。

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脳内エネルギーの90%は音から生み出される。

マティス理論の中に「耳は脳にエネルギーを調達している」というものがあります。

耳の器官の一部が、脳にエネルギーを送るダイナモ(発電機)の動きをしているというのです。

脳は脳内エネルギーのなんと90%を耳から調達し、血液などから調達しているのは、残りの10%に過ぎないというから驚きです。

そして、脳のエネルギーとなる音が高周波だと、トマティス博士は言います。

つまり、良い音を聴いて、耳を改善し、高周波が聞き取れるようになると、どんどんと脳が元気になっていきます。

実際、子供が高周波の良く出ている音を聴くと、顔色がみるみる間に明るくなってきます。

また、高齢者が高周波の音を聴かないと、きちんとした言葉がしゃべれなくなったり、エネルギー源としての高周波が脳にいかないので、脳が急激に活力を失っていきます。

引退した老人が離れに置かれ、高音の出ていないテレビをずっと見ていると、老人の痴呆が進みます。

テレビは中音のみが再生されています。

逆に老化しつつある人でも、聴力を改善し、高周波の音が聴こえるようになってくると、脳にエネルギーが供給されて若返ってきます。

ですから、耳の遠くなった老人に、ゆっくりと話しかけるのは、間違いなのです。ゆっくりした低周波の音ではなく、早口でしゃべる子供のキンキンとした高周波の音を聞かせるほうが、脳のためにはいいのです。

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 右脳を意識して、倍音を聞くことにより、その中には、耳には聞こえないけれども、脳が聴いている高周波の音があり、脳にエネルギーが供給されて、脳の疲れが取れて、若返ってくる!というのですから、これも右脳の働きのように思います。

 奈良時代から現代まで、お坊さんは、平均寿命の20歳から30歳も健康で長生きをしているというデータがあります。

 これは、お経による高周波の音を聞くことにより、右脳を活性化していたものと確信できます。

 有り難う御座いました。


anan特別編集  Mr.Brain presents美人脳エクササイズ