大いなる自己につながれば、最大限の力が発揮できる!
今回は、「パワーかフォースか」 12章、パワーとスポーツについて考察します。
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●10のマイナス12乗
原子核の大きさ
12章の意識レベル800
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12章のタイトルは、パワーとスポーツです。
スポーツと、原子やフトマニ図は関連していないように思われますが、12章の最後に、
どんな分野にせよ、「最優秀」を追求することによって、人類のまだ実現していない「偉大さ」のあらゆる形での具現化に対して、我々を励ましてくれるからです。
と、書いてあります。
「あらゆる形での具現化」ですから、私達の追求しているものです。
10のマイナス12乗は、原子核の大きさですから、この章には、あらゆる形の願望の具現化の核になるものが書かれているのかも知れません。
すべての文を書くことはできないので、いくつかのキーになる文章を載せて行きます。
まずは、
◎自己を超越することと、生命の本質に自分自身を委ねる。
と書いていますが、 これは、前回も取り上げた、「委ねる」という概念になります。
いきなり、本質を捉えた核心に迫る文章ですね。
自己を超越した本当の自分こそが、光り輝くダイヤモンドであり、黄金であり、無尽蔵の富の源泉につながっているのです。
心の奥には、無限の叡智の女神と、無尽蔵の富の女神が住んでいる!と、古代インドの経典には書かれておりますので、邪魔をしているのは自我になるのです。
12章には、陸上競技で、世界新記録を樹立して、人間の可能性の新たな水準を達成した例や、世界一の深海に潜る、フランス人のジャック・マイヨールの映画など紹介されておりますが、
これらは、高い意識状態で、内なる静寂さが心に宿り、通常の人間の限界を超え、非常に優れた功績を達成することが可能となります。
と書いております。
そして、武道についても書かれております。
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もっともレベルの高い武道においては、ずば抜けた技を達成するには「動機」と「原理」が究極的には重要であることを明確に示しています。
武道を習得した彼らは口をそろえて、「力をむりやり使わないこと」と言います。
こういった武術の道場からは達人が生まれます。
彼らの唯一の関心は、本当のパワーに基づいた目標に専念して、そして、コントロールやトレーニングを通して、高次元の自分によって低次元の自分に打ち勝つことです。
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高次元の自分によって低次元の自分に打ち勝つ!とは、はじめから高次の自分を百も承知で、それを意識しているのが武道です。
低次元の自分だけでは、低次元のエゴの自分には勝ち目がないので、高次元の自分の助けを借りるとは、非常に賢い方法ですね。
「人に勝つよりも自分に勝て!」という言葉がありますが、これは、克己という言葉と同じで、究極には、自我がなくなる状態のことです。
大いなる自己につながって、パワーが何倍も引き出され、そんなに力を出さなくとも、最大限の力を発揮できて、最高のレベルに到達できる!ということの意味も含まれています。
無心の境地とも言われています。
克己:自分の感情・欲望・邪念などにうちかつこと。
子供から、わがままをなくすだけでも、学業の成績が大幅に上がりますから、この現象は、ほんの少しでも、パワーにつながった!と考えた方が、指導に厚みが出てきますね。
高次元の本当の自分を味方につけて、低次元の自分に打ち勝つことと、指導すれば、子供達は、喜んでトライするでしょう。
自我を捨て、無心の境地になることは、偉大なパワーにつながり、自分の持っている最高の力以上のパワーが出るということになります。
自我を捨て、無心の境地になるとは難しいことですが、感謝の気持ちを深めて、高い意識レベルに、自分の意識を同調すれば、委ねればいいのです。
良くわからない人は、高次の自分に質問をされたら、教えてくれますよ。
さて、具体的には、私が先週、2・3日で、1m以上も雪が降り積もった庭の除雪をした時に、合気道の極意を思い出して取り組んでみました。
と、メルマガにも書きましたが、その元になったのが下の文章です。
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友達がふとんの中でうとうととしながら、お腹に銀河が渦を巻きながら動いているのを観じていたら、やがて銀河と自分が一つになってしまったというのです。
それを聞いたときに「それを試してみよう」ということになりました。
これが渦をつくる最初のきっかけだったのですが、向き合って立ち、お腹(仙骨)を中心に気の流れで大きな渦銀河を作り、その流れに乗ってほんの小さな円の動きをお腹に作ってから両手をつかんでもらいました。
そこから手をタラリと返しただけですが、受けた人は、ころころと畳の上を二回転しました。
こんなことで二回も転がるとはまずあり得ないことです。お互いに試してみると同じようにころころと転がりました。
「合気は充分気を知らねばならない。武の気はことごとく渦巻きの中に入ったら無限の力が湧いてくる」(合88)
これらの言葉の通りでした。
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先日は、この文章を思い出して、丹田の中心に、ミクロの命数や、フトマニ図を思い描きながら、渦巻きや、宇宙との一体感など、最小の力で、最大のパワーが出るイメージを色々試し、思考錯誤しながら除雪に取り組んだのです。
銀河の渦巻きは、天からの氣ですから、降龍の渦巻きだと思います。
念頭に置くとは、イメージする!ということですから、
ミクロの命数が組み込まれている降龍や昇龍、そして、フトマニ図、さらに、『幸せの和』、九つの和や九頭龍など、これらは、すべて、渦巻きです。
特に『幸せの和』は銀河の渦巻きをイメージして書いているものですから、このエネルギーの場は、渦巻きの場でもあります。
<「合気は充分気を知らねばならない。武の気はことごとく渦巻きの中に入ったら無限の力が湧いてくる」(合88)>
ですから、自分が同調できる、『幸せの和』を身につけて、高次元のエネルギーの場に入り、降龍や昇龍、そして、フトマニ図、九つの和や九頭龍などの渦巻きをイメージすれば、最大限のパワーが出せる!と読み取れます。
高次元の自分に働きかけるには、高次元のエネルギーが必要なのです。
(合88)という、数字が、ダブルのエイトで気になりますが、フトマニ図、九つの和、九頭龍は、8方位です。
88ですから、四国八十八霊場の12番目のお寺を調べてみると、焼山寺で、本尊が虚空菩薩像。
このお寺は標高800mの山中にあり、修験道の祖、役小角(えんのおずぬ)が開祖となっております。
これだけでは、標高の800と、12章の意識レベルの800とのシンクロしかありませんが・・・・。
役小角(えんのおずぬ)には、深いつながりがありました。
役小角(えんのおずぬ)とは、鬼神を駆使し空中を自由に飛行し、多くの奇跡をなしたといわれている伝説の人です。
ところが彼は、晩年には、伊豆の大島に島流しになっております。
恐らく、彼は日本古来の神道の継承者だったので、大和朝廷にとって新しい国づくりのためには、彼は邪魔者だったのです。
フトマニ図や、古代の日本の文字が、この時代に、ことごとく抹殺され、痕跡も残らないようにされたのです。
さて、今年はオリンピックの年ですが、12章には、プライドとスポーツについても書かれております。
選手は、何を念頭において、試合に臨むか!ということが、力を弱くさせたり、強くさせたりするという結果が、キネシオロジーの判定でもわかっています。
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スポーツ選手だけでなく、人間の成功全域に浸透してダメにしてしまうものは「プライド」です。
「プライド」は、選手を弱くさせるだけでなく、愛や名誉、あるいはもっと高度な原理に自分をささげる動機付けのパワーを提供することもできません。
もし、力のあるスポーツ選手に、相手を打ち負かすことや有名になること、またたくさんのお金を稼ぐという願望を頭に描いてもらうと、その鍛えられた腕の筋肉は、私達が軽く押すだけでも下がってしまい、弱く反応することがわかります。
また同じ選手に、国家やその競技に対する誇りを、あるいは彼のパフォーマンスを愛する人に捧げることや、「最優秀」を獲得するために最高の努力を喜ぶことを念頭に置いてもらうと、筋肉はパワーに満ちて強くなり、いくら力を入れても彼の腕を押し下げることはできなくなります。
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と、書いてあります。
今日の朝刊にも載って入ましたが、
フリースタイルスキーのワールドカップ(W杯)女子モーグル第8戦で上村愛子(北野建設)が7日、2月中旬の猪苗代大会、1日のチェコ大会に続く3連勝の快挙を達成した。
この大会の予選では7位でしたが、決勝では、しっかりと自分の演技ができる事だけを考えて、試合に臨んだ!と、書いてありました。
優勝を意識しないで、自分にできる最善を尽くす!という気持ちで、決勝戦に臨んだことと、思われます。
スケートで荒川さんが、金メダルを取った時の心境に似ております。
[選手は、何を念頭において、試合に臨むのか!]
念頭に入れる、思いや思考は、原子の中の素粒子に働きかけます。
「六根清浄 お山は晴天!」という山伏の掛け声がありますが、何をするにも、心はいつも晴れ晴れとして、高い意識で、念頭に入れてから取り組む事が成功につながると思います。
次回は、13章の意識レベル870になります。
有り難う御座いました。
◎フトマニ図の名刺サイズは、まだプレゼントとして、差し上げておりますので、興味のある方は、この機会にご利用ください。※商品ご注文の際、備考欄に「フトマニの名刺希望」とお書き下さい。