「吐く」ことは執着を取り払う、心を浄化すること

 昨日は21日でした。

 空海が教えてくれているのか、夢や願望が叶う法則を
再発見できたようです。

 丹田呼吸を調べていたら、美木良介氏の「ロングブレス」
呼吸法というのが出てきました。

 テレビでも話題になっているそうですが、これも丹田を意識
している長息呼吸法なので、効果があると思います。

 その感想の中で丹田の説明あった文章の一部を抜粋します。
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 毎日、鏡を見ながらやると、肉体が変化していくのがわかり、
やる気がわく。

 丹田(へその指六本下あたり)から息を前方上部に吐くように
イメージすると、お腹に力が入り、頭がクラクラしない。

 後ろ足のヒザを軽くまげて腰を落とすと、丹田に力が入りやすい
丹田を膨らませながら「超本気」で息を吐くと、全身が熱くなり汗が
にじみ出てくる
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 美木良介氏の「ロングブレス」は、全身に力を込める呼吸法で
ダイエットや健康に重点が置かれていますが、丹田を意識して
実践していますから、ダイエットばかりでなく、運命の好転にも
効果があると思われます。


 この種のダイエット系では、丹田という言葉を使いませんが、
しっかり丹田を活用しておりますから、長息なので、氣のエネル
ギーもかなり充実しますので、ダイエットのほかにも、プラスαが
たくさんあると思われます。

 この呼吸法で、短期間で、20キロも30キロも、減量に成功して
いるそうですから、しかも、健康に痩せられる!ということで
素晴らしいことです。


 これは、ロング・ブレス=長息ですから、長く息を吐く呼吸法
ですから、丹田呼吸にもなり、健康にも精神にも著しい効果が
期待できます。

 丹田呼吸の威力を啓蒙してくれるだけでも素晴らしい限りです。


 ロング・ブレスの breath(ブレス)とは、息とか呼吸と訳します
が、生命、精神、霊魂などの訳もあります。

 息とは、自分の心と書きますが、息=呼吸の仕方で、心が
コントロールできて、運命までも好転できることを、昔の聖人や
偉人が知っていたのです。

 今までも白隠さんをはじめとして、何人かの丹田呼吸の
名人を紹介してきましたから、納得いただけると思いますが、
丹田呼吸の元祖は、2500年前の お釈迦様になります。

 お釈迦様=ブッダの教えは、「息」という字は「自らの心」、
つまり呼吸は、今のあなたの心の状態を表すと言います。

 「吸う」ことは、ためる、独り占めする、執着すること。

「吐く」ことは、執着を取り払う、心を浄化すること。

 息を吐くということは、心を吐き出すことにもなります。

 ですから、心の汚れや執着を捨てるということにもつな
がります。

 このような教えがあるので、多くの僧侶や聖人が丹田
呼吸を実践して、能力を開花し大成したのです。

 以前にも書いたことがあると思いますが、息を吐くの吐くの
文字から、ー(マイナス)をとると、叶うになります。  

 吐く⇒ーをとる⇒叶う! ですから、徹底して吐くことが大切
なのです。 これは再発見です。

 心の中のマイナスの記憶をすべて吐き出すと、夢や願望が
叶うようになる!と、意識して、能望を実践してください。

 能望の実践は、徹底して長く吐き出す丹田呼吸ですから、
潜在意識の浄化もできて、心身ともに健康になり、夢や
願望も叶うようになるのです。

 健康のためにも、ビジネスの成功のためにも、実践すべき
です。

 美木良介氏の呼吸法は「ロングブレス」ですが、能望や
五十音は「超ロングブレス」になります。

 息をすべて吐き切って、さらに限界まで吐き出した先に、
心をコントロールする境地があるように思えてなりません。

 長く息を吐くことを習慣にしていたら、つまり丹田呼吸を習慣に
していたら、常識とか統計とか、そんなものを度外視するパワーが
応援してくれて、願望が叶うようになるのです。

 長く息を吐く⇒ーをとる⇒叶う!という図式が成り立つのです。


 ところで、長息は長生きとも読み、長い息を習慣にすると、
長生きができる! とも言われています。

 静かで深く、長い呼吸は健康につながります。

 リラックスしている時は、ゆっくり、長くて、深い、おだやかな
呼吸になります。

 お風呂に入っていたり、自然の豊かな場所に行ったりすると、
自然と呼吸がゆっくり、長くなってきます。


 ところが現代人の呼吸は、速くて、短くて、浅くて、荒い
呼吸なので、不健康になり、病気になりがちな、短い人生を
送ることになってしまいます。


現代人の多くは、ストレスによる自律神経の失調になり、
交感神経が過剰に緊張し、心臓が強く働きすぎて高血圧や
肩こりなどの症状を招いています。

 先日の深刻な脳の疾病も高血圧が原因です。

 静かで深く、長い呼吸は、副交感神経を刺激し、
体がリラックスできて、症状を緩和できるのです。

 丹田呼吸=能望の実践は、大脳に新鮮な血液がいき渡り、
メラトニンセロトニンの分泌が盛んになり、快楽ホルモンも
分泌されるのですから、病気の心配もなくなるのです。


 ありがとうございました。