ハイアーセルフとつながるには能望や五十音での浄化が必要

 母の愛、父の愛、祖父や祖母の愛、教師の愛、好きな人との愛、幼い頃や子供の頃の誤解していたことや、気づかなかったことなど・・・・・・。

 圧倒的な愛や、深い感謝の気持ちを感じると、一瞬に過去の記憶がよみがえります。 

 そして、郷愁のイメージがありありと出てきて、心の奥の深い所につながると、歓喜が極まり、涙がボロボロ出てきます。

 深い愛と喜びと感謝の世界に包まれると、言葉では表現できない陶酔感や経験したことのないような夢心地になります。

 心はオープンの状態なので、時には、大きな声で泣くこともあります。

 過去の気づかなかった誤解の解消、、右脳のイメージ、圧倒的な愛や、深い感謝の気持ちにいたる至福感・・・。

 これらが、ほんの今の瞬間に想起されると、心の奥の深い所につながります。


 能望を実践している時も、スパイラルシートの降龍を実践している時も、天恵シートを書いている時も、あるいはこれらを並行して実践していると、多くの人がこの様な感覚を体験されています。

 今までの体験談からも、普通の人が、これらの実践の途中に何かのきっかけで、スイッチが入り、突然に心の奥につながるのです。

 あまり詳しくない人は、これが完全な悟りの境地だと思い込んでしまいます。

 あるいは、真我が、完全に開発された!と、思い込んでしまいます。

 中には、教祖のような者になる人さえおります。

 新興宗教で、多くの人を困らせている教祖もどきの人達は、この部類かと思います。

 完全に悟りの境地に至れば、人を集めて、集金活動に熱心になり、政治に介入するようなことはしません。


 話はそれましたが、白隠禅師は、「大悟十八回、小悟は数知れず」と、言っております。

 白隠禅師は臨済宗中興の祖といわれ、「駿河には、すぎたるものが二つあり。一に富士山、二に原の白隠」と昔から称されていた高僧です。

 その白隠禅師ですら大悟が18回あり、小悟は数が知れない、というのですから、普通の人が「悟った」とか「大悟した」というのは、思い違いで、途中の経過に過ぎません。


 それでも、何度か小悟しているうちに、気づきの度合いが深まると、高次の自己=ハイヤーセルフとのコミュニケーションができるようになります。

 白隠禅師の「白幽仙人」、ユングの「賢老人」などは、その典型的な例で、これらは、彼らの「高次の自己」=ハイヤーセルフだと思います。

 歴史上の聖人や、偉大な業績を残した人達のほとんどが、何らかのかたちで、同じような「高次の自己」=ハイヤーセルフとの対話をしていたと思います。

 「高次の自己」=ハイヤーセルフは、本来の自己であり、私達の潜在能力をすべて発揮した姿でもあるのです。


 私達は、この世界には、次から次へと難しい問題を解決するために生まれてきた様なものだと思います。

 それらを解決するための知恵や能力を、私達は内側にすでにもっていることに気づくためにも、数々の試練が与えられているのです。

 人間は誰もが偉大なる存在です。乗り越えられないような試練に立ち向かうために、私達は、持てる能力を発揮して何かを生み出してきました。

 ですから、高次の自己=ハイヤーセルフとのつながりを強め、コミュニケーションを取れれば取れるほど、解決するための知恵や能力が発揮され、試練が楽に乗り越えられ、幸せに生きられるのです。

 そのことに、気づくために試練があるのです。


 いつも怒っていたり、心配してたり、人を恨んでいたり、嫉妬したりしていては、心が閉じてしまうので、高次の自己=ハイヤーセルフの協力は得られません。

 楽しい事やワクワクドキドキする事をいつもする事で、私達の心は、少しずつ開いていくのです。

 高次の自己=ハイヤーセルフは、いつでも、どんな時でも私達に協力したくて、常にメッセージを送り続けているのです。


 純粋で、素直になり、感謝と愛を深めていると、高次の自己は、あなたの苦しみや悲しみや怒りをすべて受けとめて、愛し、許し、理解し、癒す力を与えてくれます。

 高次の自己は無限のパワーの入り口になっていて、たとえあなたが、どんなにエネルギーの枯渇した状態のときでもそれを補ってくれます。



 高次の自己=ハイヤーセルフとのつながりを持つきっかけはエネルギーを高める能望の実践五十音の実践になります。

 低次の自己=マナ識が邪魔をしているので浄化が必要なのです。

 そして、あなたの意思も大切になります。

 高次の自己との信頼関係を築くためにも、あなたが真実を知ることが大切なのです。


 ありがとうございました。