ムーの末裔の日本民族の意識レベル

 さて、前回の、本の紹介の続きになりますが、この本のP.302に、『チャクラを通した呼吸をすすめたい!』と、書いています。

 毎朝晩、30分のヨガで充分だ。と、なっていますが、ヨガから発展した、お釈迦様の呼吸法=丹田呼吸法が、カテゴリー1から脱却できるベストの方法の一つになると思われます。

 丹田呼吸法が効率的にできるのが能望の実践や「あいうえお」の発声になります。

 カテゴリー1というのは、惑星にはカテゴリー1から9まであり、地球は最低ランクのカテゴリー1で「悲しみの惑星」と言われているほど、レベルが低いのです。

 
 この最低レベルを抜け出すためには、物質主義よりも精神を重視して、個人の意識レベルを高めることが大切である。と、この本には書かれています。

 P.303には・・・。

 人間の最も偉大な神殿はその人の内部にあります。
 人間はハイヤーセルフの仲間を通じて瞑想と集中を行うことによって、いつでも創造主とコミュニケーションをとることができます。

 と、書いています。

  
 「人間の最も偉大な神殿はその人の内部にあります」この文章は、白隠禅師の「内観の四則」の内容と一致しています。

 そして、「いつでも創造主とコミュニケーションをとることができます」と書いているのも、白隠禅師の主張している、本来の自己と阿弥陀仏との一体化のことのように思えます。

 古代インドの「梵我一如」の実現とも同じになります。


 「梵我一如」の説明を抜粋します。

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 「梵我一如」という言葉があります。

 古代インドの文献では、宇宙にはその全体を貫く根本原理があり、それはブラフマン(梵)と呼ばれています。

 梵字の「梵」です。量子力学では、「統一場」のことで、真言では、宇宙全体の象徴ですから、「大日如来」になります。


 ところで、梵我の「我」のことですが・・・。

 五感は優れていますが、五感よりもさらに心の方が優れています。

 心よりもさらに知性の方が優れ、知性より優れるものは「真の自我」=我々の本質である「真我」のことで、アートマンと呼ばれています。


 「梵我一如」というのは、梵のブラフマンと真我のアートマンが一体となった境地のことで、インドでは、最高の覚りであると言われています。

 アートマンとは、「大いなる自己」のことですから、万能の自己でもあります。
 

 この「真の自己」であるアートマンが、文献では、五層になっているというのです。

 五層のアートマンを略式で書くと・・・・。

1、食物の精髄から成る表面の人間
2、気息から成る人間の形をしたアートマン
3、思考力から成るアートマン
4、認識から成るアートマン
5、歓喜から成るア−トマン

 食物の精髄からなる人間の内部に同じく、人間の形をした「気息から成る」アートマン、そのさらに内側に「思考力からなる」アートマン、さらに内部に「認識から成る」アートマン、最奥に「歓喜から成るアートマン」があるとされたのです。


 これは、密教的身体観の五蔵説と同じになります。

 人間の構造を「食物所成蔵」→「生気所成蔵」→「意識所成蔵」→「知識所成蔵」→「歓喜所成蔵」 として、多層的構造を説いています。

 「蔵」は生命の入れ物たる容器を意味していて、 この五つの身体は、粗雑な物質的な身体である「食物所成蔵」から始まって、精妙な霊的 段階たる「歓喜所成蔵」に至ると説いています。
 「歓喜所成蔵」とは、「歓喜から成るアートマン」のことです。


 さらに、五相成身の概念もあり、

 通達菩提心→修菩提心→成金剛心→証金剛心→仏身円満の五段階を経て、金剛界大日如来の身を成就する!となっています。

 ここでの、大日如来の身を成就するとは、五層の、仏身円満と、大日如来が一体化することです。

 つまり、五層の歓喜から成るア−トマンとブラフマンとの一体化になります。

 これが、「梵我一如」のことになります。

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 ここからは私の独断と偏見になりますが、統一場=森羅万象の創造主であるブラフマンが「あいうえお」の母音で、「真の自己」であるアートマンが「あいうえお」以外のすべての子音のように思えてきました。

 すべての子音には、母音が含まれています。

 例えば、「たー」には、「ター」と「アー」という、母神から分かれた分神のように、すべての分神(子音)には母神(母音)が含まれているのです。

 つまり、「梵我一如」で、ブラフマンアートマンが一体化しているのです。

 古代インドの梵字は神そのものですし、五十音がありますので、類似性を感じます。

 現代の専門家や有識者が、縄文時代には文字もなかったという見解になっていますが・・・。

 太古の昔から、とんでもない叡智が存在していて、それが日本民族に連綿と継承されてきたのです。
 

 私達日本人は当たり前のように、何の関心も持ちませんが、私達は、世界にも類を見ない日本語独特の声音システムの恩恵を授かっているのです。

 インドにも、五十音に近い発音があるそうですが、インドも日本も、大昔は、ムーの植民地だった!とのことですから、かすかな断片が残っていても不思議なことではありません。

 本には、ムーの人々が話している記述がありますが、

 「彼らの言葉は、とても耳に心地の良い言葉で、子音よりも母音が多いように聞こえた。」

 と、書いてあります。五十音の原型のように思えてなりません。


 話の途中ですが、読者の方から頂いた関連性のある投稿を紹介します。

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S様

いつもメルマガをすごいなと思いながら拝見しております。

さて、意識レベルのことが、第659回にも書いてありましたので、S様は既にご存知とは思いますが、メールさせていただきました。

パワーかフォースか』の翻訳者のエハン・デラヴィ氏の講演のDVD『ガブリエル』の中で、日本人の平均意識レベルは高くて、キネシオロジーで測定したところ、615だということです。


平成18年1月21日、東京・中野サンプラザで開催制作・販売 INTUITION

約2年前ですので、現在の日本人の平均意識レベルをこのたび友人とキネシで測定したところ605でした。

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 投稿有り難う御座いました。

 そうですか、キネシでは600以上でしたか。

 600以上は、非常に高い「平和」のレベルで、神意識と呼ばれて、1000万人に1人しか到達できないというレベルです。


 エハンさんは、日本人のことを賞賛してくれて、非常に高い数値を示してくれるので以前にも、日本人の意識レベルに関する質問がたくさん寄せられていました。

 エハンさんは、「パワーとフォース」の原版と、日本語版の意識レベルを測定したら、日本語版の方が高かったので、ホーキンズ博士に直接電話で聞いたそうです。

 ホーキンズ博士からは「日本語の意識レベルが英語よりも高いから」という答えを頂いたそうです。

 大阪で、エハンさんとご一緒に講演をした時に、そのことを話しておられました。


 私は、日本語には漢字があるから!と、単純に思っていましたが、その時は、神名(仮名)の存在には思いが至りませんでした。

 日本人の意識レベルの600以上というのは、日本民族の集合無意識とか、歴史とか文化とか言霊とか、総合的に判断した数値の様に思っていました。

 けれども、私達日本民族は、本来はカテゴリーの高い惑星から来た民族の末裔で、そのために地球では考えられない程に、意識レベルが高いのだと思うことに改めます。


 ムー大陸に初めて入植した民族は黄色人種ということですから日本民族の意志レベルが高いのは、その末裔であれば納得ができます。

 精神をおろそかにした西洋の物質主義で、現代の日本人は400から500くらいのレベルのように思われますが、それでも、世界的に見れば、世界のリーダーになる高いレベルですから、日本人としての誇りを持つべきです。

 ちょうど、タイミングの良い投稿有り難う御座いました。

 
 ところで、古代の日本の文字で書かれているフトマニ図には、中央の三神と、外側一列目の八神、二列目の八神、三列目の十六神、四列目の十六神と、合計で五十一の神様が存在しています。

 全体が原子の構造になっているので、中央は原子核で、外側の層は、電子になります。

 五十音の「あいうえお」の原型でもあり、体の部位にも対応していて、原子の原型でもあります。

 そして、電子が周りにあり、アストラル体とも対応しています。


 長くなりましたので、次回にします。


 有り難う御座いました。

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